箕輪 厚介の副業術~「圧倒的な個人の信用」を本業と副業で築く

いま、Twitterでは、箕輪 厚介さんの著書「死ぬこと以外かすり傷」が話題になっています。この本は、幻冬舎の編集者としての本業に加え、オンラインサロンや個人レーベルなど副業で会社員収入の20倍を稼ぐ箕輪 厚介さんの仕事術や思想について触れられるものです。Twitterという媒体は、会社員としてではなく一個人として発信できる個の媒体のため、箕輪 厚介さんの働き方に憧れる方との親和性が良いのでしょう。

弊社は人材事業者として、キャリアを考えるうえで「死ぬこと以外かすり傷」は大変面白い視点の本だと思いました。というのも、従来のキャリア論の、「1社の中で出世していく」「起業をしてIPOする」といった考えとはまた少し異なる、個人としてパラレルワークを行い、複数の会社やプロジェクトで稼ぐという働き方を見せてくれる一冊だからです。

この記事では、箕輪 厚介さんや「死ぬこと以外かすり傷」の内容の一部を紹介しながら、本業と副業をハイブリッドしていきながら個人の信用を高める新しいキャリアの考え方をご紹介したいと思います。

 

①本業の延長から副業は生まれる~まずは本業で圧倒的な成果を出そう

副業や独立というと、今行っている仕事から異なる仕事に挑戦しようと思いがちな節があると思います。株式投資や情報商材を否定するつもりはないのですが、ネット上で「副業」と検索すると、まだまだ怪しい仕事が多くヒットして、実体がないものが多い印象があります。

 

箕輪 厚介さんは、個人として副業をするにはどんなことをしたらいいか?という質問に対して、下記のように回答しています。

「今の仕事で圧倒的に結果を出せ。そうすれば、そこから派生して仕事が得られる。」

箕輪 厚介さんは、現在もそうですが、出版社の編集者が本業です。箕輪 厚介さんのご経歴から分析するに、今のような個人として名前を売るようになる最初の起点は、与沢翼さんを編集長とした「ネオヒルズジャパン」の創刊からです。

この取り組みにあたって面白いと思ったのは、箕輪 厚介さんは当時、双葉社という出版社では”広告部”だったことです。つまり、書籍や雑誌の出版とは離れた立ち位置で、当時双葉社が扱っていた女性誌のタイアップ広告を販売する仕事です。

なので、裏側としては、編集としての費用ではなく、広告費として与沢翼さんがお金を出すスキームに変えて、与沢翼さんの宣伝、という立て付けでの取り組みした。

会社としてまっとうな評価だと思いますが、与沢翼さんとギラギラした金持ちの雑誌を作りたいと箕輪 厚介さんが会社に持って返ってきた際の評価は、「バカじゃねぇの?」「嫌だ」と悪いものだったそうです。

その反対を必死に説得して、編集経験はないけどやると言ったので自分は編集もやります、と周囲の人とは違う観点を持って、リスクを取り案件を推し進めました。結果雑誌はAmazon総合ランキングで1位を獲得できた、というのが箕輪 厚介さんのはじめの成功体験でしょう。

また、その後幻冬舎に転職したあとに手がけた、堀江貴文『多動力』、前田裕二『人生の勝算』、佐藤航陽『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』落合陽一『日本再興戦略』といった大ヒットビジネス書は知らない人はいないでしょう。

以前の記事でメディアマンの仕事として編集業務やライター獲得業務があると説明したのですが、箕輪 厚介さんは編集や著者選定における嗅覚やセンスが優れていることに加え、ライター依頼の方法がユーザー起点で一歩先を行っている印象です。

まず、箕輪 厚介さんはそもそもが行動力が高く、他の人が難しいと思うような相手でも、まず当たってみようという姿勢でアクションを取っているようです。

また堀江貴文さんにアプローチした際は、事前に堀江貴文さんのTwitterや本の内容から相手がどんな性格の方かを分析し、どのような依頼であれば現実的に引き受けてくれるかをシミュレーションしたうえでオファーをしました。

箕輪 厚介さんが現在、副業活動として多才な活躍をされているのは、はじめの与沢翼さんとの取り組みから、堀江貴文さんや前田裕二さんとの取り組みといった、本業においてリスクや行動量を持って、他の方の先をいった圧倒的な成果を出している、ということが前提にあるでしょう。

 

②会社の外で稼ぐ、という意識を持てる環境つくりをする

「死ぬこと以外かすり傷」のエピソードで面白いと思ったのは、編集者としてそれほどお金を持っていないにも関わらず、都内の高給マンションを借りて、強制的に外でも稼がなければならないスタイルに変えたことです。

自分の手で稼がなければ破産してしまう、と状況にあえて身を置くことで、外でお金を稼ぐために何をすれば良いのだろうか?と考え、行動するきっかけを作ったのです。

通常、会社員の本業としての仕事をしていると、それに埋没してしまって、個人として外で稼ぐモチベーションやきっかけがなく日々を過ごしてしまうことが多いです。

そのため、少し無茶な状況だとしても、外での市場価値を意識せざるを得ない環境に身を置くことは、自分をストレッチさせる良い取り組みだと思います。

そして、外で稼ごうと考えると、箕輪 厚介さんが実践しているように、何かしら現職で行ってきたことに関連するもののほうが現実的です。

会社が個人に発注する際に見ているものとして、その個人がこれまでどんな会社に属していてどんなスキルを持ち、どういう結果を出してきた人なのか、というものがあります。たとえば箕輪 厚介さんであれば、幻冬舎という出版社に勤めているため編集や出版広告のノウハウがあり、結果として「他動力」や「人生の勝算」など大ヒットしたビジネス書を残している、という点が評価ポイントとなるでしょう。

このような個人としての信用は、現状だとやはり会社員として付けたほうが、わかりやすくて影響力のある実績やスキルを身につけられると思います。個人として独立された方なら必ず経験することですが、会社の看板を外した途端、取引できる企業のレベルや、仕事の影響度は落ちるものです。たとえば会社員としてはトヨタ自動車と1億円の案件を手がけていても、個人としては自動車業界4~5番目の企業と1,000万円の仕事をこなすのがやっとである、ということは起こり得るのです。

ですので、会社の外で稼ごうといろいろな挑戦をしつつ、会社の中でも信用力を強化していく、本業と副業のハイブリッドのようなキャリアが今後の良い選択肢ではないでしょうか。

 

③本業と副業のハイブリッドで個人の信用力を高める

思うに、本業で稼ぐ筋肉と、副業で稼ぐ筋肉は少し違うように感じます。

副業で稼ぐには、個人として他社の法人企業と契約を結んだり、WEBプラットフォームなどを通じて個人から課金をしなければなりません。

それでお金を稼ぐには、相応の個人としての実績が必要であり、会社員としての経歴を活かして、個人として案件をもらう。個人としての成功体験も得て、個人で稼ぐ力も養っていくといった経験が必要です。

箕輪 厚介さんは著書やインタビューなどでこのように述べています。

「こっちの世界へ行くには覚悟もいる。その代わり、誰よりも動け。能書きじゃなく数字やプロジェクトで示せ。何をやりたいか、何をやっているか、明確に答えられる人間であれ。そして狂え。」

個人として稼いでいくためには、そうしようという覚悟と行動が必要です。

また案件を獲得するには、数字を出してきた、プロジェクトを成功させてきたという実績も必要です。マーケティングの観点では、自分が何が出来るのかを人に説明できる力や、明らかに他の人と差別化された発想や取り組みも必要となります。

個人としての商品力、営業力、マーケティング力、実績といったものを意識している人と、そうでない人とでは、会社の外に出たときに圧倒的な差が出てしまうでしょう。

個人としてプロフェッショナルの意識があり、会社に頼らずとも市場で評価される人材を目指せれる方は、第一歩として他社の副業やプロジェクトに個人として挑戦してみる、というアクションをぜひ起こしてみてほしいと思います。

 

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