ベンチャー企業と資金ショートの絶望

機密保持のためどの会社とは言わないが、弊社のよく知っているベンチャー企業が資金ショートした。

従業員への支払いはストップし、業務委託、外注、コンサルティング、士業などあらゆる支払いが全て止まった。

話には聞いているが、日本のベンチャー企業で本当に資金ショートが起こる瞬間を見るのはとてもショックだった。

資金ショートが起きるとどうなるか。まず従業員が慌て出す。毎月ギリギリで生活している人も多いので、支払いはまだかと、不安と怒り、悲しみの混ざったような訴えが経営者に届く。

経営者も不安になり、パニックになる。自分でもよくわからない言い訳をしてしまい、従業員をさらに不安にさせる。

外注していた外部の企業からは容赦なく催促の連絡が来る。

支払いをするにあたっての資金源は既になく、十分な売上が経っていないため銀行融資を受ける事もできない。頼るのは株主であるベンチャーキャピタルだ。

しかし、ベンチャーキャピタルも神様ではない。資金ショートし、取引先に迷惑をかけ、従業員の阿鼻叫喚の中でブリッジ投資をするのは気が引ける。

なんとか入金しなければとあたふたしている中、労働基準監督署に訴えるという従業員も出てきた。Slack、メール、電話、メッセンジャーは対応できないほど連絡が溜まっていく。

ビジョンに共感し付いてきてくれた社員はあっさりと退職・転職したいと声をあげる。

これは事実の話だ。実際に起きていた状況だ。

ハードシングスという有名な書籍があるが、ベンチャーキャピタルから将来の期待値だけで資金調達をしている、売上のない状態でのファイナンスをする以上は、突然起こり得る話だろう。

若者は起業せよ、ベンチャー企業に対する明るい話題が飛び交う中で、誰にも知られず苦しんでいるベンチャー経営者がいる。

大型のベンチャーイベントでも登壇し、有望なベンチャー企業とメディアが取り上げるような会社でもこうなる。

このストレス、プレッシャー、不安感、恐怖は、これから起業する若者や、ベンチャー企業に参画したいと考える人に知ってほしい。

ベンチャー経営は確実に勝てるゲームではない。だからこそ、少しでも勝率を高めるために知恵と覚悟と希望を持って取り組まなければならない。

 

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